高血圧と高血糖による危険性・飲酒はほどほどに

高血糖になる原因で多いのが、糖質の摂りすぎです。
糖質には、甘いものだけではなくご飯、パン、麺類などの炭水化物も含まれています。これらは口では甘く感じませんが、小腸に入るとマルターゼの働きでブドウ糖に変換されます。
小腸からブドウ糖が吸収されると、血糖値の上昇を抑えるために膵臓からインスリンが分泌されます。適度なブドウ糖であればインスリンの働きで食後しばらくすれば元に戻りますが、インスリンがブドウ糖を回収しきれなくなると、血液中の糖分が増えて高血糖になります。
血管内のブドウ糖は、血管壁を傷つける性質があります。血管が傷つき、さらに放置しておくと神経まで傷ついてしまう恐れがあります。
糖尿病で高血糖になってしまうのは、ブドウ糖を摂りすぎた結果、インスリンを放出する膵臓が疲れて機能しなくなってしまうからです。
糖尿病は、いわば血管がボロボロになる病気です。血管がボロボロになると、それを修繕しようとして肝臓からLDLコレステロールが放出されます。これが血管内で酸化して固まってしまうと、血管を狭めて高血圧を引き起こす恐れがあります。
重症化すると動脈硬化が起こり、高血圧だけではなく狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などのリスクが高くなります。
血糖値と高血圧は、このように密接な関係があります。
飲酒は適量ならば血流をよくさせる効果もありますが、大量に飲んでしまえば食欲を増進させて肥満のリスクを高めて、高血糖や高血圧の原因となります。
また、日本酒やワインは糖質の量が多いので、飲酒によって糖質の過剰摂取が起こる可能性もあります。健康に気をつけながら飲酒をするならば、低糖質の焼酎などをウーロン茶で割るなどヘルシーに適量飲むようにしましょう。