家族の遺伝で高血圧になりやすいは本当?薬剤性て何?

高血圧の原因とは、どう言ったものがあるのでしょうか。一般的には食習慣や遺伝と考えられていますが、一概にそうとは言えない場合があります。

高血圧の種類はおおまかに言って二種類あります。一つ目は、通常イメージされるタイプのもので、これを一次性(本態性)と言います。原因は、遺伝によるものと環境によるものと考えられています。家族がそうであるからと言って、必ずなるわけではありません。高血圧になりやすい体質が家族の間で遺伝するだけです。「ATP2B1」等、特定の遺伝子が発症に関係していると言われています。また、家族間では、食生活や生活習慣が類似しやすいのも原因と考えられます。この一次性の場合、完全に治癒すると言う事は難しく、服薬や生活習慣などをコントロールしながら気長に付き合っていかなければなりません。

2つ目は、二次性と言って、何らかの別の要因がもとで高血圧が発症している場合です。これは、もとになる要因を解消出来れば、治る可能性もあるものです。要因は複数あります。
例えば薬剤性の要因の場合、他の病気の為に服用した薬が原因で高血圧になってしまうと言うものです。よく言われるのは非ステロイド性抗炎症薬で、疼痛、発熱、炎症の治療に用いられます。シクロスポリン、グルココルチロイドなども薬剤性高血圧症の原因になる可能性があるので、注意が必要です。かかりつけの医師に相談し、慎重に服用すれば薬剤性高血圧は十分防げるものです。 
原発性アルドステロン症と言う病気が原因になる場合もあります。脱水を防ぎ血液中の電解質バランスを整えるアルドステロンと言う物質が過剰に分泌される病気が原因になるものです。この病気はホルモン検査をする事でわかります。他にも、腎臓の疾病に原因する場合もあります。

このように、高血圧は原因によって、対処法が異なってくる場合があるので、きちんと検査を行う事が重要になってきます。